プロ

さきほど書いたコンサート。
思いがけないハプニングがあったのです。

開演間もなく、2、3曲演奏が終わったぐらいのときに
「ただいまから休憩をいただきます」と
ホール内のアナウンスが、ホワイエにかすかに聞こえてきました。

え?
まだ休憩時間にはなっていないはず。休憩?え?
と、ぽかんとしてしまいました。

そうしたら、ホールの方たちが慌しく駆けてゆかれたり
私たちスタッフのところに
「私は外科医ですが、今、この薬を持っています
急を要することでしたら、これを使ってください」と
お客様の中から、お医者様が声をかけてくださったり。

演奏者の方が具合を悪くされ
演奏中に倒れられたそうなのです。

どうなるのかしら・・・と
案じていると

しばらくした後、再び演奏を知らせるアナウンスが入りました。


そっとホールに入って、演奏をお聴きしました。
さっき具合を悪くされた演奏者さんも
一所懸命演奏を続けておられました。
そしてお仲間の演奏者さんも
仲間をお気遣いになりながら
陽気にもりたてるように演奏なさっておられました。

具合を悪くされた方は
この数日ずっと食べたり飲んだりできず
お水を飲んでも吐いてしまう、そんな具合だったそうです。
脱水症状もおこしておられたそうです。

それなのにステージに立たれるのは
気力というほかないと思ったし
少しの休憩で立て直されて
ステージに戻られ、演奏を終えられたのも
気力というほかないと思いました。
プロだって思いました。

演奏曲目がひとつ減っていたりしたけれど
お客様のお気持ちはいかがだったでしょう。

私は曲は減ったけれど
なにか大事なことが心に残ったような
そんな気持ちがしています。
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by nonohanatomochan | 2007-10-07 00:50 | 日々のこと
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